学生さんへメッセージ
私たち生化学分野の教員は研究室での活動を、社会に出る前のトレーニングのようなもので、学生から社会に出るための準備段階と考えています。これまでは教員から何かと一方的に「教わる」形の教育形態から、「自ら」の研究活動を通して、研究室の仲間とさまざまなことにチャレンジし、次のステップで本当に活躍できる人材を輩出することを目指しています。
個々人においていろんな杓子はありますが、以下を参考にして下さい
・就職活動について
4年卒業、大学院卒業時どちらでも良いと思います。私どもとしては、高い希望(野望)にチャレンジする学生を支援したいと考えています。入学当初は、研究・開発職を目指していると意気揚々としているのですが、いろんな現実を見て、(誰にも相談せずに、ひとりで勝手に決めつけて)諦めてしまっている学生が多いように思います。
思ったよりも、学修支援は多くありますし、いろんなサポートを受けることができます。まずは、自分が何をしたいのか、そのために何を実行して、何が阻害をしているのか思考の棚卸しをしてみましょう。
研究・開発職に挑戦するためには、自ずと誰もが認める研究経歴が必要かと感じます。私は、大学院で研鑽を積むことが最も早道と考えています。
みなさんが今後戦っていく相手は、本大学や、九州内の大学からの学生ではなく、都会の情報の海で生きている学生たちになります。もちろん就職すれば、世界のエリートを相手にすることもあるでしょう。私たちは、戦い「就職活動」に必要な武器「スキル」を授ける「身につけてもらう」ことを念頭に指導していますので、自ずと時間はかかると思っております。
すなわち、研究室に配属される3年後期から就職活動開始までの半年では、私は不十分だと考えており、事実、自分がどのような卒業研究に従事しているのか説明できない状態を貴殿がどのように考えるかです。これは大学のカリキュラムの問題でもあるかとも思います。
年間のスケジュール
4月 入学式 新入生ガイダンス
5月 日本生化学会九州支部会
7月 生化学実験担当(打ち上げあり)
8月 オープンキャンパス 大学院入試 九州シンポジウム
9月 日本生体防御学会 九州シンポジウム 親善ソフトボール大会
夏休みは7-9月の間にとってもらっています
10月 日本生化学会
11月 分野配属 新人歓迎会
12月 忘年会
1月 学位論文公聴会
2月 卒業論文・修士論文発表 生命機能科学科卒業祝賀会
3月 卒業式・卒業祝賀会・日本農芸化学会
xx学会とは当研究室から主に参加している学会です。
日々のスケジュール
By someone(学生)
先生は家に居場所がないのか、いつも朝早く(7時過ぎ)来ています。
9.30 おはようございます。自分のデスクで今日の実験について考えます
遅刻すると、先生からもれなくしばかれます
コアタイムは9時半から17時です
9.30 - 12.00 激しく実験をします
12.00 - 13.00 うまい学食(!?)を食べて午後の実験に向けて鋭気を養います
研究室では、プログレスレポートとジャーナルクラブ、と名打ったゼミを週1回実施しています。
13.00 - 17.00 また激しく実験をします
時にお茶を飲み、茶菓子を食べながら先生と激しくディスカッションします
17.00 アルバイト等あるときは帰って、激しく小銭を稼ぎます
19.00 先生はご家庭の事情(食事担当)で帰るので、いなくなったら、学生だけの楽しい時間の始まりです
最近は先生のモノマネをして楽しんでいます
忙しい時は、ふらっと先生が帰ってくるので焦ります・・・
●土曜・日曜日は、マウス、魚、細胞および大腸菌の都合で実験をします。
●平日でも理由がある場合は休んだり、実験の都合で休んだりしていますが、その分はどこかで取り返します。実験の悩みや就活の悩みはそれを行うことでしか解決しません。
●研究室は個人の居場所として個人スペースが与えられています。ノートパソコンを繋いで使う、大型モニターがあるので快適にYou Tubeが鑑賞デスクワークできます!研究に関係するネット作業、印刷、コピーなどは自由に行うことができます。
●先生は、Machintoshをこよなく愛しているので、Machintoshが主体ですが、時代の流れはWindowsです。ただ、先生はWindowsが得意ではないので、トラブルシュートは学生間でやっています。
●研究室の予定はgoogle カレンダーで公開しています